備忘録

東京で一番人気の肉まん

週末はいつも行列ができるほど東京で一番人気の肉まんの店「五十番　神楽坂本店」。
今回ランチで初利用。肉まんと担々麺のセットをオーダー。店頭では20種類ほど売られていますが、ランチセットで出てくるのはオーソドックスな肉まんでした。直径10センチ以上のビッグサイズ。少し厚めですがふかふかの皮にジューシーな具に野菜の甘みがあってなかなかうまい。大阪で有名な「551蓬莱」の肉まんと比べると値段が高い分サイズは大きめふっくら、味は五十番のほうが少しあっさり目で上品という印象。
セットの担々麺は香辛料が効きながらうまみもしっかり出ていてなかなかの美味しさでした。 しかし、豚まんに担々麺の組み合わせはさすがにカロリー過多だったかと反省中・・・。

神楽坂 五十番 （肉まん / 神楽坂）
★★★☆☆ 3.0

無化調本格派ラーメンの浄心家

名古屋出張の際に納屋橋「浄心家」を訪問。名古屋時代は少なくとも週に一回は訪れたお気に入りの店。
この店の特徴はなんといっても滋味溢れる優しい味。名古屋コーチンの鶏ガラをベースにたっぷりの野菜、煮干しからじっくり12時間かけて作られた無化調のスープ。
麺はストレート麺とウエーブ麺からの選択。ごわごわ食感、のびづらい名古屋麺が私の好み。スープにはモンゴル岩塩を使った薄口岩塩のバリエーションもあります。夏場に登場する冷やし中華共々どれも店長のこだわりが感じられるラーメン。奇をてらわず正面から立ち向かった本格派。

全国各地出張でいろんなラーメンを食べますが、このラーメンを超える正統派ラーメンにはいまだ出会っていない。しっかりスープまで完食いたしました。

浄心家 （ラーメン / 桜通線国際センター駅　伏見駅）
★★★★★ 4.5

ひつまぶし発祥のいば昇

ひつまぶしの商標はあつた蓬莱軒の登録なのですが、そもそもは「いば昇」の先々代がまかないとして発案したと言われています。

名古屋の鰻は蒸さない関西風。何と言っても備長炭の直火で焼いたパリッとした香ばしい鰻が特徴。刻んだ鰻をお櫃で混ぜるのが美味しく食べるこつ。東京のように蒸す鰻だと崩れてしまうはずです。
いば昇では食べ方の指定はなく自由にどうぞと言われます。一般的に、一杯目はそのまま、二杯目はねぎとわさびの薬味をのせて。最後は薬味と煎茶のお茶漬けで。「あつた蓬莱軒」は煎茶でなく出汁でいただきます。出汁をかけるあつた蓬莱軒を好む人が多いように、このいば昇の煎茶がいまいち・・・。お薦めは煎茶の代わりに肝吸い。これは美味い。

いば昇 （うなぎ / 栄）
★★★★★ 4.5

博多でモツ鍋

博多にある「もつ鍋おおいし」。 みそ、醤油、しゃぶしゃぶの三択から、しゃぶしゃぶモツ鍋に惹かれなからも、一番人気らしいみそ味をオーダー。なかなか予約が取れない名店。ぷりぷりの牛モツはもちろん美味いが、ニラ、キャベツに加え入っているゴボウが良いアクセントに。何よりスープが秀逸。締めはもちろん定番のちゃんぽんで大満足。
素晴らしいモツ鍋に感動。さすが本場。満喫しました。

もつ鍋おおいし （もつ鍋 / 博多）
★★★★☆ 4.0

関西空港で551蓬莱の豚饅

北海道からのフライトで初の関西空港利用。せっかくの関西なので空港内にあった551蓬莱にてランチ。
西の551蓬莱、東は神楽坂にある五十番と豚饅有名店が「5」で始まるのは偶然か…。ちなみに551というのは「ここが一番」というベタな命名が由来らしい。

焼き飯(炒飯ではない)に焼売と豚饅を各々単品でオーダー。焼売が大ぶりかつジューシーで旨い。ビールが欲しくなりましたが我慢。期待の豚饅ももちもちの皮にたっぷりの具材に満足。少し甘めだったのが残念ですが好みの問題かな。

551蓬莱 関西空港店 （肉まん / 関西空港）
★★★☆☆ 3.0

宮崎空港でちきん南蛮

出張で久々の宮崎訪問なのになかなか郷土料理にありつけず辿り着いたのは出発間際宮崎空港の魚山亭。渋谷にも支店を出す宮崎料理の店です。
オーダーは魚山亭定食。宮崎料理の代表ちきん南蛮を中心に刺身、煮物、手巻きにぎりなどボリュームたっぷり。
鶏の竜田揚げを甘酢にくぐらせてタルタルソースをかけたのがちきん南蛮。ケチャップが入っているようで少し赤っぽくなっているタルタルソースがこの店の特徴。みそ汁が冷や汁だったら完璧。
他には地鶏の炭火焼き、おび天に地ビール・焼酎などかなりの充実ぶり。
気軽に宮崎料理を満喫するならお薦めの店です。

魚山亭 空港店 （郷土料理（その他） / 宮崎空港）
★★★★☆ 3.5

欧風カレーの聖地トマト

「食べログが選ぶ2007年ベストレストラン」で全国のカレー部門一位となったのが荻窪にある「トマト」。欧風カレーの聖地としてカレーファンなら知らぬ人がいない店のようです。dancyuなどのカレー特集でも必ず上位に来る欧州カレーの名店。

荻窪南口より徒歩5分。テーブル4卓、カウンター4席のこぢんまりした店です。初訪問のオーダーは季節野菜カレー。 チーズとレーズンが乗ったライスはこしひかりのようです。程良い固さでカレー向き。そしてメインのカレーには35種類のスパイスを使っているとか。根菜を中心とした緑黄色野菜にはそれぞれ仕事がされているとか。 フォンドボーをベースによく煮込まれたルーはスパイスのバランスが絶妙。ルーはどろりとしてしっかりコクがあるがそれほど重すぎない。スパイスがしっかり感じられてこれは美味い。かなりの手間暇をかけて作っていることが伝わってきます。付け合わせの玉葱も美味い。隅々まで手抜きなし。
カレー好きならば荻窪まで足を伸ばす価値がある店。欧風カレーの聖地と呼ばれることにも納得。

トマト （欧風カレー / 荻窪）

★★★★★ 4.5

南インド料理エー・ラージ

東池袋高架下にある南インド料理の店「エー・ラージ」をランチで初訪問。
北インド料理との違いはナンではなく米食を主食とし主にベジタリアンが中心、バターの利用が少なくスパイシーなのが特徴。
北インド料理の店は数あれど南インド料理の店は比較的少ないようです。
ほうれん草＆チキンキーマのカレーをオーダー。
香りと辛さがストレート。インドから輸入いている高級スパイスをたっぷり使っているようです。スパイスの香りとピリリとくる辛みのハーモニーが期待以上の美味しさ。
一月から2ヶ月間店主の帰国につき休店するとの張り紙がありました。次回は三月以降の訪問となります。南インドの定食料理「ベジタリアン・ミールス」に挑戦したい。

エー・ラージ （インド料理 / 東池袋）
★★★★☆ 4.0

カイバルにてタンドール料理

北インドの代表的料理タンドール料理がいただける店「カイバル」。昨年11月オープンの店。同じく北インド料理の「グルガオン」、南インド料理の「ダバ インディア」と同じ系列のようです。
この店の一押しはタンドール料理。常に高温を保つ壺（タンドール）で焼く料理。チキンやナンを高温の壺で焼くことにより短時間で火が通り、外はパリッと中はもちもちに仕上がるのが特徴。余分な油が落ちるのでヘルシーな調理法。

ホリデーランチの内容はゴルゴンゾーラのチーズクルチャ、タンドリープレート、カレーのコース。何と言ってもチキン、海老、ポテト詰め物などのタンドリー料理は絶品。どれも熱々で香ばしくスパイシー。ビールとの相性も抜群。
ボリュームたっぷりのタンドールランチに大満足。
次回はdancyuで紹介されていたというビリヤニをいただきに再訪予定。

カイバル （インド料理 / 銀座一丁目）
★★★★☆ 4.0

表参道で美味い餃子

クリスマスの飾り付けで賑わう表参道。一本裏に入った穏田商店街にある餃子専門店「原宿餃子楼」。キッチンをコの字型に囲むカウンター席は満席。外国人比率も高い。
専門店らしくラーメンや定食などのメニューはない潔さ。焼き餃子、水餃子共に6個290円と嬉しい値段設定。焼きはにら・にんにく抜きもあり。
まずはもやしをつまみに生ビール。茹でたもやしに辛めの豚ミンチが乗せてあります。シンプルだけど美味い。続いて水餃子、ツルツルの皮にジューシーな具の組み合わせ。焼きはしっかり焦げ目が付いたパリッとした皮と肉汁たっぷりの餡。手作りラー油の美味しさが更に高ポイント。
気軽に美味しく餃子が楽しめる店。表参道に来たらこちらで熱々ジューシーな餃子に冷えた生ビールの黄金マリアージュを是非。

原宿餃子楼 （餃子 / 原宿）
★★★★☆ 4.0