池袋北口かなり怪しい場所に池袋一美味しい焼き肉屋があると聞いて訪問したのは「炭火焼肉 貴仙」。確かに店の右と上階には泡風呂が・・・。おそるおそる入った店内はとても清潔。店員の対応も良い感じです。テーブルに炭をおいて上部から煙を吸い込む最近多いスタイル。
ビールで乾杯の後、最初のオーダーはレバ刺し＆キムチ。新鮮なレバ、辛すぎないなかにしっかり味がのっているキムチ。本格派の予感。
今回最大の楽しみ厚切り上タン塩で。こちらは軽く炙って、その場で鮫皮でおろしたわさびでいただきます。生でもいけますよという店員さんの案内通り確かに絶品。あまりの美味さにおかわりしてしまいました。
ビールの後は自家製まっこりに。お肉はハラミ、カルビにホルモン盛り合わせ。どれも上手い。サイドオーダーのチジミがまた感動もの。
まっこりは口当たりがよくて、ついすいすいいってしまいます。店を出たときはすっかり酔っぱらい。
確かに池袋一の評判に違わないよいお店でした。リピーター率が高いのも納得。
池袋サンシャイン60の足下にある「人生横丁」。昭和初期の佇まいを残す一角。権利関係が複雑でなかなか再開発できなそうな場所ですが、最近は借り手が変わったのか古い建物を上手く使った魅力ある横丁に急速に変化中。
今回は「摩火鮮菜（まかせんさい）」でランチ。いただいたのはカレーランチ。いきなりジョッキで緑茶。野菜たっぷりのじっくり長時間煮込んだ美味しいカレー。これにサラダ・デザート・缶コーヒーが付きます。少し多めでとオーダーしたらかなりのがっつりボリューム。横のジョッキや左奥に潜っている卵一個と比べると大きさがわかるでしょうか。この日は夜8時までお腹すかず・・・でした。
一階店内席は5席程度、二階も10席ほどの広さ。横丁にはみ出たテーブルが特等席でしょうか。すぐにでも夜に訪問予定。
最近行った池袋のラーメン屋二店。
一軒目は池袋東部スパイスに期間限定オープンの「すみれ 池袋店」。札幌本店全国に6店舗を展開する札幌ラーメンの雄。味噌・醤油・塩がありますが定番味噌をオーダー。
スープは熱め、味はかなり濃厚ながら玉葱など野菜の旨みも感じる。ネギ・メンマのトッピングは少なめ。面は少しやわらかめ。濃さの中で上手くバランスがとれていて確かに無難に美味しいのだけれど、濃すぎて最後はちょっとつらい。
以前新横浜ラーメン博物館で食べたときの感動がない・・・。表面の熱々ラードもパワーダウンした感じが。一度札幌本店で真冬に食してみたい。
二軒目はこれまたラーメン激戦区中野本店の名店「中華そば 青葉 池袋サンシャイン店」。既に14店舗を展開しているようです。オーダーは中華そば。ナルト・メンマ・チャーシュー・青ネギ・海苔が乗せられた見た目は中華そばの基本ともいえる美しさ。東京西部地区特徴の豚骨ベースに魚介系ダブルスープ。チャーシューはかわらず柔らかめで美味い。しかし、以前の上品なスープに比べてちょっとしょっぱい。麺は少し茹ですぎ、スープぬるめ。う〜ん、青葉ってこんな感じだったかな。
どちらもそこそこの美味しさなんだけれども、本来持っていたはずの特徴やインパクトを失っているように思える。多店舗展開の難しさを感じさせられた池袋ラーメン二店でした。
久しぶりの名古屋出張。トヨタ＆毎日新聞がオーナーとして、名古屋駅前に今年三月に開業したミッドランド スクエアは名古屋圏で一番の高層ビル。ビル名のミッドランド（中部地区）、高さがJRセントラルタワーズより2m高い(247m)というあたりにトヨタがプライドがのぞきます。
ロエベ、ルイ・ヴィトン、カルティエなどさすがのショッピングゾーン同様レストランゾーンもかなり充実。
本日の選択は「沙羅餐」。南区の本店、セントレアに続く三店目。常に行列のセントレアでいつも気になっていた店です。店名の由来はフランス語でそばを意味するBlé sarrasinから付けられた店名だそうです。何故フランス語なのかという疑問はさておき、確かに美味しい。今日のオーダーは「由比ヶ浜産桜海老のかき揚げ丼とそば 1500円」。
さくさくふんわりのかきあげが最高に美味い。そばもつなぎなしの十割か二八が選べます。そば素人の私は喉越しのよい二八を。そば、つゆともに文句なしの美味さ。名古屋でそばが食べたくなった時はお薦め。
他のミッドランド スクエア内レストランも気になる。また名古屋に行かねば。
話には聞くもののなかなか食するチャンスのなかったスープカレー。せっかくいただくなら名店へと訪問した店は「マジックスパイス 東京下北沢」。下北沢駅から徒歩7分ほど。下北沢が演劇の街と呼ばれる起源となったらしい有名な小劇場スズナリ横の坂道を登ったところにあります。サイケデリックなネパール風の店内にはスパイスの香りが漂う。
オーダーはキーマビーンに夏野菜のトッピング。辛さは初来店の人にお勧めの案内があった「涅槃」に。七段階ある辛さの真ん中です。
程なく運ばれてきたものはまさしくスープカレー。確かにスープなのかカレーなのか微妙なところ。スパイシーなカレー風味のスープといったところか。香辛料が効いたスープにシャキシャキの野菜がたっぷり。食べ進むほどにボディブローのように効いてくる辛さ。サフランライスとの相性も完璧。
気が付くと完食＆満腹。これから暑くなっていくけれども、食欲がなくなった日にもこのスープカレーはお薦め。ガッツが出ます。ちょっと病みつきになるかも。
むしょうにホルモンが食べたくなってしまうことがある・・・ということでこれまで気になっていたのにタイミングが悪く入れなかった「新宿ホルモン」に初挑戦。
訪れたのは雨の日でしたが、冷蔵庫のような扉を開けた先にある狭い店内にある六つほどのテーブルと10席のカウンターは満席。さすが人気店。
ますは、ハツ刺し、レバにあっさり火を通しただけのレバテキ、タンを塩ゆでしたゆでタンからスタート。どれも素材の良さを活かす調理法でなかなかの美味さ。
メインはホルモン八種盛りと和牛のはらみ。七輪で焼く新鮮なホルモンに柔らかな和牛。当然美味い。
ちょっと狭い＆騒がしい感じはありますが、ホルモン焼きですからこのくらいの気軽さでちょうどよい感じなのでは。久々に美味しいホルモンにありつけて、すっかり満足。
取引先との宴席で先方にセットいただいたのは、あの「sumile TOKYO」！
ドリームズカムトゥルーがオーナーとして有名な店。三年前にオープンしたニューヨーク店の日本支店という位置付けのよう。本人たちも月に数回は来店するらしいですが、この日は来店がなく残念。
シックな落ちついた色合いで、モダンなオープンキッチンが特徴的な店内は20席ほどの席数。その店内とつながって30席ほどのゆったりしたテラス席があります。渋谷奥のビル9Ｆにあるこのテラス席からの眺望は最高。高いビルが少ない池尻大橋方面までずっと見渡せます。夕日が見えるシチュエーションがたぶんベスト。晴れた日には富士山も見えるようです。
料理はフレンチベースに和食やイタリアンテイストも加えた無国籍料理。ポーションは大きくありませんがかなり手数をかけた料理という印象。カバで優雅に乾杯した後、イタリアワインの王様バローロ"Boroli '01"。2001年はバローロ地区は最高のヴィンテージの年。バローロらしいしっかりしたタンニンと酸味のバランスは流石。もう少し熟成させたらどう変わっていくのかが楽しみなワイン。
ビジネスの話を中心に、ワインと食事を楽しみながら気が付くと4時間ほどの滞在に。
渋谷にいながら都会の喧噪を離れた、ゆったりとした時間を過ごせるテラス席は特にお薦め。
新丸ビルに立ち寄り。せっかくなのでテレビ・雑誌等メディアでも話題の「四川豆花飯荘 東京店」を平日ランチにて初訪問。
四川生まれシンガポールで育ったという中国料理の店。クラシカルなオリエンタル風店内はなかなか雰囲気があります。置物や内装がシンガポール独特の香りづけ。
今日のオーダーは担々麺ランチセット。四川らしい辛さと旨みのバランスがしっかりとした日本風にアレンジされていない本格的な担々麺に満足。
しかし、この店の真骨頂は「紅なつめ・クコ・菊花・氷砂糖・百合根・龍眼・ジャスミン茶・プーアール茶」の八種が材料の「八宝茶」。
お湯を注ぐ前の色合いも美しい。この茶碗に一メートル以上口がある器から背中越しなど、アクロバティックにお湯を注いでいただけます。これはティマスターと呼ばれる茶芸職人のパフォーマンスとのこと。
そういう入れ方に意味があるのかは不明ですが、確かに見事な注ぎ方で一見の価値ありです。もちろんお茶も美味しかった。具材が多いので蓋で押さえながら飲むのは面倒ですが、このお茶はお湯を注ぎ足すたびに微妙に違う味を楽しめます。
食事で訪れたはずなのに、茶芸職人の技と八方茶の印象のほうが鮮烈。
高田の馬場でランチ。数年前にテレビ番組で一位になったラーメン屋があったなと思い出して立ち寄った店は「俺の空」。
ＪＲ高田の馬場駅戸山口から徒歩2分。12時をちょっと回ってしまったので行列かなと思いきやさらりと入れてしまいました。10席ほどの店内はほぼ満席。
オーダーはたぶん定番の豚玉そば。豚骨醤油＆魚介スープにとろとろ煮込んだ叉焼がとけ込んだコクのあるスープとコシのある細麺が絡みあうこってり味。
なるほど一位になるのがわかるわかりやすいインパクトのある味。ただ、私にはスープが濃すぎて最後まで飲みきれず。個人的にはもうちょっとあっさり味が好きだな。店を出るときには店内に空席も。味が落ちて人気が落ちたのか、たまたま空いていた日なのでしょうか。個性際立つラーメンだけれども、再訪はないかな。
九段下方面への外出時のランチは「魚鐵」訪問がお気に入り。
ついに念願の夜の部で訪問いたしました。19時半頃に訪れましたが完全に満席。予約手配は必須です。
まずは当然刺身盛り合わせから。ランチ同様各種旬の魚が大量盛られています。しかも一人一皿で取り分けての提供。
今日の肴は鰯、鯵、イカ、赤身、海老その他憶えきれないほどの多品種。しかも親父さんの目利きで仕入れた魚に外れはありません。東京ではこの価格でこのレベルのお魚はなかなか食べられないだろうな。
刺身の他には親父さんお薦めのあぶらがのった旨みタップリの鰤かま、ほくほく薩摩揚げなどを頂戴いたしました。お酒は焼酎の定番角玉。もう少し日本酒が充実しているとありがたい。
念願の夜の部訪問でも、予想以上の魚の美味さに大満足。美味い魚をいただくと本当に幸せな気持ちになれます。焼酎ボトルキープも出来たし、近々再訪いたします。
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