新丸ビルに立ち寄り。せっかくなのでテレビ・雑誌等メディアでも話題の「四川豆花飯荘 東京店」を平日ランチにて初訪問。
四川生まれシンガポールで育ったという中国料理の店。クラシカルなオリエンタル風店内はなかなか雰囲気があります。置物や内装がシンガポール独特の香りづけ。
今日のオーダーは担々麺ランチセット。四川らしい辛さと旨みのバランスがしっかりとした日本風にアレンジされていない本格的な担々麺に満足。
しかし、この店の真骨頂は「紅なつめ・クコ・菊花・氷砂糖・百合根・龍眼・ジャスミン茶・プーアール茶」の八種が材料の「八宝茶」。
お湯を注ぐ前の色合いも美しい。この茶碗に一メートル以上口がある器から背中越しなど、アクロバティックにお湯を注いでいただけます。これはティマスターと呼ばれる茶芸職人のパフォーマンスとのこと。
そういう入れ方に意味があるのかは不明ですが、確かに見事な注ぎ方で一見の価値ありです。もちろんお茶も美味しかった。具材が多いので蓋で押さえながら飲むのは面倒ですが、このお茶はお湯を注ぎ足すたびに微妙に違う味を楽しめます。
食事で訪れたはずなのに、茶芸職人の技と八方茶の印象のほうが鮮烈。
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