英国最高のロックバンドLed Zeppelinの再結成ライブが決定。
11月26日ロンドンO2アリーナで行われるアトランティックレコード創始者の追悼コンサート。
サイトにアクセスが集中しすぎてサーバーがダウンしたとか。
1988年にアトランティックレコード40周年にボンゾも息子を迎えてのコンサート以来です。
ジミー・ペイジはあきらかに別人くらい太りすぎ、ロバート・プラントは高い声は出ないし、ジョン・ポール・ジョーンズはプロデューサー以外の仕事してるのかと不安はつきないけれども・・・見たい。「天国への階段」は三人揃わないと演奏しないようだし。
しかも今回はツアーの予定もあるという噂も・・・。日本に来ないかな。ロンドンに行って見るのが一番良いか。どうせあたらないだろうし、ロンドンのチケット申込んでみよう。
気が付くと完全に食べ歩き記録ブログ・・・。久しぶりに音楽ネタでも。
今年のマイブームはUSインディ。8月後半からお気に入りのバンドがSpoon。
テキサス出身1994年にブリット・ダニエル（vo/g）とジム・イーノ（ds）の二人を中心に結成された4人組のバンド。
今年は通算六枚目のアルバムとなる「Ga Ga Ga Ga Ga」をリリース。こちらも悪くないのですがお気に入りは2005年発売の「Gimme Fiction」。ジャケットはどちらも秀逸。
調べてみるとアメリカでは、どの作品も軒並みCMJチャートの上位を記録。Gimme Fictionは一位を獲得しています。音楽誌やサイトで年間ベストに選出されるなど評価が高い。しかし日本では無名に近い・・・。
なんといってもギターカッティングが格好良い。ミドルテンポの曲が中心でシンプルだけどポップでブルージーな楽曲。
今年の猛暑のなかでも一風の涼しさを届けてくれたクールな一枚。聞きこむほど良さがわかる名盤です。
「冷戦時代の子供たち」というカリフォルニア出身4ピースバンドCold war kidsのデビューアルバム「Robbers & Cowards」。バンド名からちょっと敬遠していましたがたまたまiTunesに入っていた'Hang Me Up to Dry'がかかってはまりました。
iTunesで即購入、今年出会ったアルバムでベスト3に入る作品。
ローリング・ストーン誌での4つ星獲得、NME誌でのAmerica's best new bandと賞賛もすぐに納得。
最近はUSのインディバンドにはまる傾向がある。Interpol、Kings of leon、The Shins、Death cab for cutie etc.
レーベルの紹介でも"Bob Dylan、Billie Holiday、Jeff Buckley、Velvet Underground等からの影響"とある通りアーシーなブルースがベース。グルーヴするドラムとベースに切れ味するどいギターと小気味よいピアノの味付けによりヘヴィにならずに聞きやすいアレンジ。Nathan Willettのボーカルの強烈なシャウト。クールだけれども気取っていない。音の密度と醸し出す空気がとても新人とは思えない素晴らしい一枚。過去のルーツを咀嚼したうえでクールで独自のブルースベースのロックを作り上げている。
今年6月の来日公演も素晴らしかったらしい。見逃したのが残念。
こんな凄いバンドがサクッと出てくるのがアメリカの懐の深さ。
PVはセカンドシングルの'Hang Me Up to Dry'ジャケット同様素晴らしく格好良い。
西海岸のバンドらしくないな。
インディから米メジャーレーベルへの移籍第一弾。ニューヨーク出身４人組のバンドInterpol。各国で大ヒットしたAnitics以来約三年ぶりとなるサードアルバム「Our Love To Admire」が7月10日発売。
現在のロックシーンにおける最もクールなバンドの評価に違わず、美しいサウンドがスケールアップされたアルバム。マイナーコード中心のダークかつソリッドなギターサウンドに、タイトなリズムチーム、淡々としかし緊迫感溢れるPaul Banks のボーカル。
ニューヨーク出身のバンドならではの孤高の美学が確立されたアルバム。
知的な輝き、クールなダンディズムといった独特の存在感に圧倒される。
洗練された美しいロックの音がここにある。
PVはこのアルバムからの先行シングル'Heinrich Maneuver'
ロサンゼルス出身のレッド・ホット・チリ・ペッパーズがグラミーアカデミー最優秀ロックアルバムStadium Arcadiumをひっさげての来日公演。3月の予定が延期しての今回ライブとなりました。
チューニングのようなジャムセッションから始まった一曲目は'Can't Stop'そのまま大ヒットチューン'Dani California'へ。'Snow''Parallel Universe''By The Way'といったヒット曲で会場は大盛り上がり。途中ジョン・フルシアンテ弾き語りでABBAの'SOS'のカバーも。
ただ毎回ながら東京ドームの音響は最悪。しかもPAがいまひとつで音量も不足。
アンコールで'Under The Bridge'やってくれなかったし今ひとつ不完全燃焼。
小さなホールで見たかったな・・・・。
テネシー州メンフィス出身、フォローウィル3兄弟とその従兄弟のファミリーバンド。長髪、ベルボトム、無精ひげといった風貌ではあるが平均年齢25才のまだ若いバンド。前作から約2年ぶりに発売されたサードアルバム「Because Of The Times」がお気に入り。
The Strokes同様にSteve Ralbovskyに発掘され、本国アメリカより先にイギリスで高評価を得たというのも同じ。
ブルースをベースとしたシンプルかつ力強いサザン・ロックのスタイルはかわらず、U2、パールジャムやボブ・ディランなどのそうそうたる大物のサポートアクトを経ての成長ぶりはあきらか。このアルバム一曲目は淡々とリフを刻みながら高揚感をましていくギターが格好良い。7分を越える曲を一曲目に持ってくるあたりバンドとしての自信を感じさせます。このスケール感はU2の影響もあるかな。
よれたボーカルは好きずきだと思うけど、しなやかなリズム隊も気持ちよくバンドとしてのグルーブ感が素晴らしい。なんといってもギターバンドの魅力が磨かれている。
UKではアルバムが初登場から二週連続トップと高評価だけれども日本のａｍａｚｏｎではレビューすらない（自分で書いてしまいました・・・。初レビュー）。こんなに良いバンドなのに日本では人気ないんだろうな。
個人的には、これまで発売された2007年新譜の中で、ダントツ一位。
PVはファーストカットのシングル'On Call'
昨夜第49回グラミー賞の発表がありました。8部門でノミネートされていたMary J.Brigeの独占では・・・なんて予想が多かったのですが、蓋を開けてみると5部門でノミネートされていたDixie Chicksが、主要4部門のうち3部門を含むノミネート全5部門で受賞の快挙。残る主要1部門は年間最優秀新人賞なので実質主要部門独占！
本人が年間最優秀プロデューサー賞を獲得した他、Dixie ChicksのTaking The Long Way のプロデュース、最優秀ロックアルバム賞のRed Hot Chili Peppersnの"Stadium Arcadium”と最優秀ロック楽曲賞'Dani California'もリック・ルービンのプロデュースでなんと受賞7部門のプロダクトに関わっています。今回グラミー賞における陰の主役は間違いなくリック・ルービン。
リック・ルービンがDixie Chicksのプロデュースをする事には意外性があったのですが、完成直後には「今までで一番の作品」とまで言わせたアルバム。今回最優秀楽曲＆レコードのダブル受賞となった'Not Ready To Make Nice(まだよい子になんてなれない)'は一連のブッシュ批判騒動へのアンサーソング。リック・ルービンがDixie Chicksを評して言った"ロック・アルバムを作るカントリー・バンドではなく、カントリー・アルバムを作る偉大なロック・バンド"に納得。私もこのアルバムは意外と愛聴盤になっています。
さて、過去のリック・ルービンのプロデュース作品はこちら。
中でも今年リリース予定のU2の新作が楽しみ。
最近のコメント