「冷戦時代の子供たち」というカリフォルニア出身4ピースバンドCold war kidsのデビューアルバム「Robbers & Cowards」。バンド名からちょっと敬遠していましたがたまたまiTunesに入っていた'Hang Me Up to Dry'がかかってはまりました。 iTunesで即購入、今年出会ったアルバムでベスト3に入る作品。
ローリング・ストーン誌での4つ星獲得、NME誌でのAmerica's best new bandと賞賛もすぐに納得。
最近はUSのインディバンドにはまる傾向がある。Interpol、Kings of leon、The Shins、Death cab for cutie etc.
レーベルの紹介でも"Bob Dylan、Billie Holiday、Jeff Buckley、Velvet Underground等からの影響"とある通りアーシーなブルースがベース。グルーヴするドラムとベースに切れ味するどいギターと小気味よいピアノの味付けによりヘヴィにならずに聞きやすいアレンジ。Nathan Willettのボーカルの強烈なシャウト。クールだけれども気取っていない。音の密度と醸し出す空気がとても新人とは思えない素晴らしい一枚。過去のルーツを咀嚼したうえでクールで独自のブルースベースのロックを作り上げている。
今年6月の来日公演も素晴らしかったらしい。見逃したのが残念。
こんな凄いバンドがサクッと出てくるのがアメリカの懐の深さ。
PVはセカンドシングルの'Hang Me Up to Dry'ジャケット同様素晴らしく格好良い。
西海岸のバンドらしくないな。
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