テネシー州メンフィス出身、フォローウィル3兄弟とその従兄弟のファミリーバンド。長髪、ベルボトム、無精ひげといった風貌ではあるが平均年齢25才のまだ若いバンド。前作から約2年ぶりに発売されたサードアルバム「Because Of The Times」がお気に入り。
The Strokes同様にSteve Ralbovskyに発掘され、本国アメリカより先にイギリスで高評価を得たというのも同じ。
ブルースをベースとしたシンプルかつ力強いサザン・ロックのスタイルはかわらず、U2、パールジャムやボブ・ディランなどのそうそうたる大物のサポートアクトを経ての成長ぶりはあきらか。このアルバム一曲目は淡々とリフを刻みながら高揚感をましていくギターが格好良い。7分を越える曲を一曲目に持ってくるあたりバンドとしての自信を感じさせます。このスケール感はU2の影響もあるかな。
よれたボーカルは好きずきだと思うけど、しなやかなリズム隊も気持ちよくバンドとしてのグルーブ感が素晴らしい。なんといってもギターバンドの魅力が磨かれている。
UKではアルバムが初登場から二週連続トップと高評価だけれども日本のamazonではレビューすらない(自分で書いてしまいました・・・。初レビュー)。こんなに良いバンドなのに日本では人気ないんだろうな。
個人的には、これまで発売された2007年新譜の中で、ダントツ一位。
PVはファーストカットのシングル'On Call'
確かに前と比べてスケール感が違いますよね。HMVの2枚で1枚あたり¥1580の帳尻合わせで買った割には、結構聴いてます。
人気は、やはりルックスのムサさ・カルト的なバックグラウンドが尾を引いてるのでは・・・。
投稿情報: けいご | 2007年5 月 6日 (日) 18:26
>けいごさま
おかげさまで愛聴盤となりました。ありがとう。
聴けば聴くほどはまりますね。素晴らしいスルメ盤です。
日本で人気がないこと自体は気にならないんだけど、そうするとなかなか来日してくれないんだよね。R.E.M.みたいに・・・・。
投稿情報: kazuh | 2007年5 月 6日 (日) 21:01