無人島に持って行くCDシリーズ。言わずと知れたアイルランド出身のロックバンド「U2」、4th.スタジオ録音版「焔 ~The Unforgettable Fire」1984年発売、プロデューサーはブライアン・イーノ&ダニエル・ラノア。全英1位全米12位。録音はアイルランドダブリンにあるスレーン城にて。ブライアン・イーノ(ex.Roxy Music)のプロデュースとあいまってひんやりした感触が全体を包みます。単なるストレートなロックバンドから大きな成長を遂げることになった1枚。個人的にはロックシーンの頂点にたったと評価されている「The Joshua Tree」より本アルバムのほうが好きです。
本アルバム収録のシングルでU2ブレイクのきっかけとなった代表曲「Pride(In The Name Of Love)」のようにエッジ独特のカッティングとボノのエモーショナルなボーカルが融合され最高の高揚感をもたらす。そして、7曲目「Bad」がこのアルバムのハイライト、1985年のLiveAidでも演奏され"魔法のような興奮"と表現されました。(Badの素晴らしいライブバージョンはこちらのアルバムで聴けます)。
アルバムタイトルはボノが広島と長崎に落とされた原子爆弾を描いた絵画に心を揺らされ曲となりタイトルとなったらしい。また、「Pride」は1960年代における黒人の公民権運動を行ないメンフィスで暗殺されたマーティン・ルーサー・キング牧師について書かれた曲。ボノが南アフリカのアパルトヘイト政策など政治的な主張を行うようになったのもこの時期から。特にアメリカで自由のために命を捧げたマーティン・ルーサー・キング牧師には相当に影響を受けたと思われます。
暑い夏が来るとこのアルバムが持つひんやりとした感触とその中に秘められた情熱に触れたくなり「焔 ~The Unforgettable Fire」がヘビーローテーションとなります。22年間聴き続けている大事なアルバムです。
弥勒の夫でございます。ご無沙汰しております。
ロックねた、Macねたで私の消えかけた炎も少しかきたてられるます。
オアシスまだあるんですね、また行きたいです。
近々お会いいたしましょう。
投稿情報: 弥勒夫 | 2006年7 月17日 (月) 10:00
>弥勒夫さん
ようこそです。ご無沙汰ですね。新宿のゴールデン街以来でしょうか。ロック&MACネタでピタッとはまるのは 弥勒夫さん(夫扱いで良いのか?)だけです。母屋~オアシスの黄金リレーで語りましょう。是非近いうちに!
投稿情報: kazuh | 2006年7 月17日 (月) 12:14