備忘録

登美の丘ワイナリー訪問

ワイナリー巡り編後半です。
本場ボルドーで開催されたワインコンクールで金賞を獲得するなど高い評価を得ている日本を代表するワイン「登美」。こちらに惹かれて、サントリーが運営している「サントリー登美の丘ワイナリー」を訪問。
電車で塩崎駅まで移動してタクシーで15分。1909年創業で来年には100年を超える歴史を持つワイナリー。広さは150ha、九つの丘が寄り添う場所とのことですがとにかく広すぎて大きさがよくわかりません。雨が少ない、日当たりがよい、一日の温暖差が激しいという葡萄にとって理想的な環境のようです。

まずはワイナリーガイドツアー。ワイナリーの歴史から、製造工場の見学、保存されているセラーの見学ですが残念ながら撮影禁止。美しく整頓されつつも厳重に管理されています。ここで飲み頃までの熟成を経て出荷されていきます。

ガイドツアーに続き予約していたティスティングセミナーへ。まずは香り当ての試験。ソムリエの試験などにも使われる香りのサンプルを使います。コットンに染み込ませた匂いをあてるのですがこれがなかなか難しい。黒すぐりって何？という感じでした。これに比べてワインの銘柄当ては特徴ある銘柄なのでとても簡単。チーズとのマリアージュもなかなか勉強になりました。ワインによって合わせるチーズもかわってきますね。お互いをひきたてる組み合わせがマリアージュ。なかなか面白い。勉強になりました。

ラストは霊峰富士が見えるレストラン「ワインテラス」にて食事とワインをいただきました。最後に頂いたのは「登美の丘」。自家葡萄園産のカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロ等を使用のワイナリー元詰め。しっかりとしたフルボディですが、ふくらみときめ細やかさが感じられる一品。これまでに飲んだ日本のワインのなかではNo.1。

新宿から二時間かからず楽しめる日本のワインの理想郷。次回はたわわに実った葡萄の収穫の時期に来てみたい。

 

勝沼ワイナリー巡り

最近はすっかりワイン好き。いろんな本を買っては読むものの今ひとつ臨場感がない・・・ということで行って参りました勝沼。日本でワイン造りといえばやはりここでしょう。
もちろんがっつり飲む気満々なので電車で。新宿から勝沼ぶどう郷の駅まで９０分の近さ。

まずは勝沼におけるワインの聖地「ぶどうの丘」に。甲州市営ながらホテル施設、となりには温泉施設もある豪華な施設。展望レストランで軽くワインを飲みながら甲府盆地を見下ろした後に向かったのは地下のワインカーブ。170銘柄2万本の在庫ありです。
首からかける専用の試飲容器タートヴァンを購入。 これを使って好きなだけ何時間でも試飲可能です。甲府のワインで特徴的な製法といえば日本のぶどう品種甲州をつかったシュールリー。丸藤葡萄酒・原茂といった勝沼の代表的生産者が揃っています。
すっきりとした味ながら中には意外と酸味やミネラル感たっぷりのものもあり中々面白い。基本的にはきっちり冷やして飲むタイプ。暑くなるこれからの季節には好いかも。

試飲ですっかり盛り上がったところでワイナリー巡りへ。
目的地はワインの丘から下ること徒歩10分ほどのところにある「シャトー ジュン」。あの服飾メーカーが生活全般を提案したいとの思いから1979年に創業したワイナリー。建物も風見鶏や白いしっくいの壁にオレンジの瓦など独特の雰囲気。ラベルには山梨県立美術館所蔵のミレーの「種をまく人」「落ち穂拾い」などを採用するなどがさすがファッションメーカーのこだわりが感じられます。
約束のなしの訪問でしたが気持ちよく見学させていただきました。
醸造責任者の仁林さんが仕込みから熟成・瓶詰め・ラベル貼りまでほとんどお一人でこなしているとか。熱く丁寧にワイン造りを教えていただきました。
2004年から4年連続で国内のコンクールで入賞中だそうです。生産量が少ないのとグループ内の消費が多いためなかなか一般では売っていないようですが販売店リストはこちら。
こちらのワイナリーでもしっかり試飲させていただきワイナリー巡り前半編は終了。

さっぽろ雪まつり

札幌は‐4.4℃。東京より10度ほど気温が低いようです。 この一番寒い時期に開催されるのがさっぽろ雪まつり。今年で59回目。海外のお客さんが多いのはさすが北海道。写真の雪像は作成期間25日のナルニア物語。スポンサーはもちろんディズニー。
11日まで開催中です。

ベアードビール訪問

大宮駅そばの「角打ち 石丸酒店」で出会った沼津の地ビールBaird Beer。
ビール本来が持つフレッシュなフレーバーと個性的な味わいが素晴らしい。静岡方面に出かけたついでにふらりとベアードブルーイングを訪問。
沼津港のそばにある直営のパブでいっぱいいただくはずが住所を間違えて工場を訪れてしまいました。入り口を開けた瞬間にホップの香りに包まれる工場。ここで全てのBaird Beerが作られています。
突然の訪問にもかかわらず、快く迎えていただきしばし工場見学。ちょうどゆず入りビール醸造中で煮沸ポットにゆずの注入作業を行っていました。上部から注入後攪拌。見て納得の完全手作りのビール造り。
近々デビュー予定のアングリーボーイのニューラベルなども見せていただきました。こちらの図柄はまだ内緒。

工場でパブの場所を案内いただき徒歩10分ほどで直営のタップルームへ。オーダーはアングリーボーイに季節の限定ビールジュビレーションビールなど。更にフレッシュに感じるのは気のせいか。期待通りの濃厚な香りとベアードビールならではの力強い味わい。
つまみは目の前の沼津港で揚がった肉厚の鯵フライなど。これまた沼津ならではの贅沢。
日本酒や焼酎もそうだけど造り手の顔を知って飲むお酒はまた格別。

タップルーム （パブ / 沼津）
★★★★☆ 4.0

日本の車窓から

連休を使って北東北までグルメ旅。 長距離移動なので新幹線車中でワインフルボトルにチャレンジ。 つまみも充実。

東京一高いビアガーデン

ミシュランで三つ星の評価を得ている高尾山の中腹にあるビアガーデン「高尾山ビアマウント」。夏季限定オープン。東京一の高さとなる標高500メートル＆1000万ドルの夜景のキャッチコピーが魅力的。
京王線高尾山口から急勾配のリフトで12分。ビアガーデンが始まる時間まで少しあったので、高尾山散策。山頂まで吊り橋コースで約45分。標高が高いこともあって涼しい。マイナスイオンをしっかり採って森林浴。日頃の運動不足でバテ気味、全身汗だくになりながらもなんとか山頂到着。山頂でも水分取得を我慢。目的はビアガーデン。ほどよく運動したところでメインイベントのビアガーデンへ。

到着したのは16時半でしたが既に入場制限中。会場は展望台を改造した600人入れる大きい器なので程なく入場できましたが、かなりの混み具合。
ビールは一番搾り、ハイネケン、ハートランド、スーパードライ、黒ビール＆ハーフアンドハーフと嬉しいラインナップ。食べ物はまぁそれなりですが、和・洋・中かなりの種類が揃っています。量もタップリ。高尾で採れた茄子の揚げたて天ぷらがお薦め。
ひんやりとした山の空気と蝉しぐれの中で、夕暮れから日が落ちるまでしっとりと今年初のビアガーデンを満喫。最後は厚木基地から9回目の訪問という陽気な外人さんと交流を図って盛り上がりました。さすがに良いスポットを知っています。
このロケーションで二時間食べ放題＆飲み放題3300円はお得。期待していた夜景は空気が澄んでいなかったこともあって今ひとつでしたが、天気がよければ新宿副都心や相模湾まで見晴らせるようです。
帰り道は日本一32度の急勾配をケーブルカーで急降下で一気に麓まで。

都心から一時間ほどで都会の喧噪を離れ小旅行。のんびり雄大な自然の中のビアガーデンで今年の夏にピリオド。また来年もぜひ訪問したい。

高尾山ビアマウント （ビアホール・ビアガーデン / 高尾山口）
★★★★★ 4.5

 

箱根富士屋ホテル

明治11年創業、箱根宮ノ下の富士屋ホテル。チャップリンやジョン・レノンなど名だたる有名人が宿泊したという由緒正しいホテル。建物も明治24年建築の本館や登録文化財の建物がそのまま供されています。外観も素晴らしいのですが、館内一歩入るとタイムスリップしたような錯覚にすら陥ります。外国においてもかなり有名らしく日本のガイドブックには必ず掲載されているとか。なるほど外国の方の利用がかなり多い。

今回はランチで利用。メインダイニングのザ・フジヤ。こちらは昭和5年に建てられた建物とのこと。かなり高い天井にある格天井や柱の彫刻が素晴らしい。レストランに一歩踏み入れただけでわかるピンと張りつめたクラシカルな雰囲気。大きな窓からの眺望も素晴らしい。
本日のオーダーはジョン・レノンも愛したというザ・フジヤのカレーをということでシーフードカレー。メインダイニングでカレーというのは少し気が引けましたが回りを見ると半分以上はカレーのオーダー。ちょっと期待しすぎたのかカレーは意外と平凡。コースをちょっとつまみ食いいたしましたが、駿河湾産の素材を使ったフレンチには満足。
ちなみにフレンチのコースとカレーほぼ同額、コースのほうがお得かも。料理もさることながら、接客やサービスは完璧。

クラシカルなレストランでのランチは優雅な休日のひとときが過ごせます。日々の喧噪を忘れてノスタルジックな世界に浸りたい方は箱根富士屋ホテルまで。

ザ・フジヤ （フランス料理 / 宮ノ下）
★★★★☆ 3.5

−４℃

今年三度目の北海道。気温は−４℃。薄い積雪ではありますが、すっかり雪景色。なんといっても北海道の冬の食べ物が楽しみ。仕事ですが…。

ところで、本日ＡＮＡのスキップサービスを初めて利用しました。座席を決めておけば、発券もチェックインも不要。携帯のＩＣを利用して搭乗出来ます。これは便利。

Google Earth

火曜夜の熊本入りから日本半周して、本日やっと帰宅。長距離移動いたしました。よく飲んで、食べたなー。たくさんの人ともたっぷり話をいたしました。
今日はのんびり休肝日。訪問した街をGoogle Earthで再訪したりで遊んでいました。
しかし、戸建ての住宅が判別できる高精細な衛星写真が凄い。地球儀グルグル回すみたいに遊べるし。ちなみにダッシュ村は37°33'5.27"N 140°48'5.35"Eの位置にあります。

牛舌弁当

今朝ほど仙台入り。約二時間の滞在にて帰京…。せっかくの仙台なので、駅弁「牛舌づつみ」なるものを新幹線車内にて頂きました。あまり期待していませんでしたが牛タンが肉厚＆柔らかく満足。ちょっと塩味が濃いのは駅弁の宿命ですね。鮭＆ウニ、イクラのお弁当も美味しそうでした。次回の楽しみに。
追記：自宅パソコンにて改めて写真を見たらかなり不味そう。撮影の腕が悪いのか、地味なお弁当だからやむを得ずなのでしょうか・・・。