最近はすっかりワイン好き。いろんな本を買っては読むものの今ひとつ臨場感がない・・・ということで行って参りました勝沼。日本でワイン造りといえばやはりここでしょう。
もちろんがっつり飲む気満々なので電車で。新宿から勝沼ぶどう郷の駅まで90分の近さ。
まずは勝沼におけるワインの聖地「ぶどうの丘」に。甲州市営ながらホテル施設、となりには温泉施設もある豪華な施設。展望レストランで軽くワインを飲みながら甲府盆地を見下ろした後に向かったのは地下のワインカーブ。170銘柄2万本の在庫ありです。
首からかける専用の試飲容器タートヴァンを購入。
これを使って好きなだけ何時間でも試飲可能です。甲府のワインで特徴的な製法といえば日本のぶどう品種甲州をつかったシュールリー。丸藤葡萄酒・原茂といった勝沼の代表的生産者が揃っています。
すっきりとした味ながら中には意外と酸味やミネラル感たっぷりのものもあり中々面白い。基本的にはきっちり冷やして飲むタイプ。暑くなるこれからの季節には好いかも。
試飲ですっかり盛り上がったところでワイナリー巡りへ。
目的地はワインの丘から下ること徒歩10分ほどのところにある「シャトー ジュン」。あの服飾メーカーが生活全般を提案したいとの思いから1979年に創業したワイナリー。建物も風見鶏や白いしっくいの壁にオレンジの瓦など独特の雰囲気。ラベルには山梨県立美術館所蔵のミレーの「種をまく人」「落ち穂拾い」などを採用するなどがさすがファッションメーカーのこだわりが感じられます。
約束のなしの訪問でしたが気持ちよく見学させていただきました。
醸造責任者の仁林さんが仕込みから熟成・瓶詰め・ラベル貼りまでほとんどお一人でこなしているとか。熱く丁寧にワイン造りを教えていただきました。
2004年から4年連続で国内のコンクールで入賞中だそうです。生産量が少ないのとグループ内の消費が多いためなかなか一般では売っていないようですが販売店リストはこちら。
こちらのワイナリーでもしっかり試飲させていただきワイナリー巡り前半編は終了。
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