"My best favorite album"生涯最高の一枚「Automatic For The People」
R.E.M.1992年発売の8枚目オリジナルアルバム。
発売から15年経過するがまったく色褪せぬ名作。珠玉のメロディ。マイケル・スタイプの優しくて深い歌声。バンドとしての静かなそして確かなグルーブ。最高のアレンジメント。聞き直すたびに新たな感動すらある。
「死」をテーマにしており、全体的に重くて暗い印象なのだが、この静かさの中に美しさと優しさを感じさせるアルバム。アコースティック基調。元レッド・ツッペリンのジョン・ポール・ジョーンズによるバイオリン・チェロなどのストリングスアレンジが曲の美しさを際立たせる。
ニルヴァーナのカート・コバーンが自殺を遂げる前に聴いていたのがこのアルバム。
死をテーマにした静けさの中にあるポジティブなメッセージはなぜ彼に届かなかったのか。
4曲目に収録される'Everybody Hurts'
Don't let yourself go 投げやりにならないで
Cause everybody cries 誰だって泣くんだから
And everybody hurts 誰だって傷つくんだから
疲れて帰るある日の夜道、iPodからふと流れ出してきたこの曲。
心深くに染み込んできた。
まさに名盤ですね。
最初聴いた時はのっけからの重さに戸惑ったものですが(TRY NOT TO BREATHE)、まさにEVERYBODY HURTSで救われ、SWEETNESS FOLLOWSで桃源郷に行き、NIGHTSWIMMINGで静寂の世界へ。
久々に通しで聴きたくなりました。
投稿情報: けーご | 2007年10 月30日 (火) 08:40
>けーごさま
曲名がすらすら出てくるあたり流石。彼らのアルバムで一番売れているのがこちらのようです。決してキャッチーではないんだけどね。2005年の大阪公演でリクエスト演奏されたNightswimming聞きたかった。
映画バニラ・スカイでもSweetness followsが良い感じに使われていたよな。やはりこのアルバムの良さをわかる人は多いね。
投稿情報: kazuh | 2007年10 月30日 (火) 09:04