備忘録

冷麺といえばぴょんぴょん舎

盛岡といえば冷麺・わんこそば・じゃじゃめんの三大麺。
グルメツアーの第一歩はぴょんぴょん舎。いつも焼肉で頼む冷麺は麺がゴムのようであまり好みではなかった。しかし「ぴょんぴょん舎」の冷麺をいただき印象は一変。
冷たい透明感のあるスープは意外としっかりこくがあり、キムチと絡み合い絶妙の辛みと酸味。馬鈴薯澱粉と小麦粉から出来た麺もこしがあってつるつる。このスープとの相性が素晴らしい。すいかはいらないような気がしますが色合いとしてはＯＫでしょうか。まんなかに盛り上げられた麺が印象的な盛りつけ。
もともと平壌生まれの冷麺が日本向けにアレンジされて、このぴょんぴょん舎が完成させたという印象。意外だったのはぴょんぴょん舎は冷麺専門店ではなく焼肉屋だったということ。店名はオーナーの辺さんから来ているとのことでした。

ぴょんぴょん舎 盛岡駅前店 （冷麺 / 盛岡）
★★★★☆ 3.5

濃厚魚介スープの瞠

ラーメン激戦地域の中でも評価の高い「瞠（みはる）」を訪問。池袋から徒歩10分、しかもわかりづらい場所にありますが12席ほどのカウンターはほぼ満席。バーのような店内は一見ラーメン屋とは思えない落ち着き。
オーダーは味玉らーめん。なるほど魚介スープはかなり濃厚。鰹節、宗田節、鯖節を使った無化調スープに中太ストレート麺。香り高いスープと麺の相性は良い感じ。おおぶりのメンマにやわらかチャーシュー。味玉も中が半熟でちょうど良い茹で加減。さすがの高評価の店。スープの熱さ、麺の具合も完璧。こちらの基本がかなり大事。
濃厚魚介スープの印象が強烈。濃厚すぎて頻繁には行けないけれども、このスープはこの店だけのオリジナルであることは間違いない。

瞠 池袋店 （ラーメン / 池袋）
★★★★☆ 3.5

 

秋葉原 とり庄

つくばエクスプレス開通以降急速に再開発が進む秋葉原。秋葉原UDXビルなど近代的な高層ビルがならぶ秋葉原クロスフィールド。その脇に時代に取り残されたような小道にとり庄があります。推定40年以上、しらなければ通り過ぎてしまいそうな小さな木造の建物。
急な階段をあがって二階席に案内されました。小さなちゃぶ台の席。ひとりにつきちょうど座布団一枚だけのスペース。
かかっている音楽はなぜかRockとJazz。ポリスなどけっこう良い曲のセレクト。
ビール＆枝豆で乾杯落ちついたところで、とりさし（ささみ刺し）、叉焼串と7本セットをオーダー。この7本セット各一本がおおぶり。 しかし、どれも確かに美味い。とくにはつと手羽はお薦め。
意外と地酒も揃ってます。私のオーダーは田酒。いつのんでも旨い安心の逸品。
おおぶりの串7本を食べてお腹一杯になってましたが、締めに是非と薦められたのが拉飯（らーはん）、鶏ガラベースのスープに美味い煮卵とごはん。こちらもなかなか。
気が付くと20人ほどの二階席は満席。女性だけのグループもちらほら。秋葉原でもふらりと行ける良い店を発見いたしました。

とり庄 （焼鳥 / 秋葉原）
★★★★☆ 3.5

蘭蘭の鉄鍋棒餃子

Ｖ６の東京Ｖシュランで紹介された蘭蘭の鉄鍋棒餃子。偶然にも翌日ランチが「蘭蘭」。テレビで紹介されたのは本店ですが訪れたのはサンシャイン店。

オーダーは定番、ラーメン＆鉄鍋棒餃子。まったく力の入っていないラーメンは普通以下ですが、気合いの入った鉄鍋棒餃子は美味い。鉄鍋が熱々でテーブルの上でもまだはじけていて最後まで熱いままいただけます。気をつけないと口の中の皮がたいへんなことに。餃子の具に野菜がかなり入っていることもあってかなりジューシー。山芋のシャキシャキ感が印象的。ランチでビールが飲めないのが残念。
こちらの店は以前宴会で利用したことがありますが、ボリュームたっぷり、時間無制限、飲み放題で青島ビール選べるとかなりの充実ぶり。どっちの料理ショーで紹介されたという「黒酢酢豚」は残念ながら甘すぎで好みでは無かった。店は雑然とした中華料理屋の佇まいではあるけども、意外に使い勝手の良い店です。

中国酒家蘭蘭 （中華料理 / 池袋）
★★★★☆ 3.5

炭焼き軍鶏の親子丼

五反田ランチ。訪れた店はフレンチシェフの親子丼の店「ぎたろう軍鶏 炭火焼鳥 たかはし」。ランチメニューは親子丼単品のみ。炭火で炙った軍鶏肉に美味い卵を２個使った親子丼。とろとろ卵に甘すぎない醤油味ベース味付けがポイント。ご飯もしっかり美味く炊けています。軍鶏の部位もいろんな場所が入っていて口に入るたびに味わいが違います。炭火の香ばしさと鶏肉の柔らかさが印象的。
特別な感動はないのだけど普通に肩肘張らず美味しく親子丼を食べられる店として貴重。

ぎたろう軍鶏 炭火焼鳥 たかはし （焼鳥 / 五反田）
★★★★☆ 3.5

ピッツア・ロッサ＆ビアンカ

中目黒で休日ランチ。ピッツア＆スプマンテの組み合わせでいただきたく訪れた店は中目黒の「トラットリア・ピッツェリア・サルバトーレ」。表参道と東京ミッドタウンにあるいつも行列しているナプレ系列の一店のようです。
一階にどーんと置かれている薪釜を確認しつつ、二階席の窓際に案内されました。かなり涼しくなってきているのでオープンエアで気持ちよい風が入ってきます。窓からは目黒川の桜並木がよく見えます。桜の季節は更に眺めが良さそう。
お目当てのピッツアはロッサとビアンカをそれぞれオーダー。ロッサはトマトベースにアンチョビと柔らかいイカ。ビアンカはたっぷりのモッツァレラチーズにパプリカ・ズッキーニ・茄子・オリーブなどカラフルな野菜がちりばめられていて見た目も美しい。どちらも表面はサクッ＆中はもっちりの生地が美味い。具材との相性も良い感じ。モッツァレラチーズもとろとろで高温の薪釜ならではの味わい。直径30ｃｍほどありましたが生地がクリスピーなので意外と食べられます。

久々に美味い本格的なピッツアが食べられて満足の休日ランチ。

トラットリア・ピッツェリア・サルヴァトーレ （イタリア料理 / 中目黒）
★★★★☆ 4.0

本郷でサラダランチ

本郷三丁目の駅からすぐ、一階はカジュアルなビストロ、二階はフレンチレストランになってる「オ･デリス･ド・本郷」。今回は一階のビストロを利用。
オーダーはお魚屋さんのサラダ、トマト・レタスなど数種類の無農薬野菜に炙ったほたて、いか、たこ、白身魚などがたっぷりと乗り、これをうまくドレッシングでまとめています。ボリュームもしかっりあって満腹。サラダランチとしてかなり秀逸。
こちらのシェフはかなりの有名レストランの出身のようです。
機会があれば二階のレストランも訪れてみたい。

オ・デリス・ド・本郷 （フランス料理 / 本郷三丁目）
★★★★☆ 3.5

ひしゅうやでチキン南蛮ランチ

神泉駅近くに出かける機会があり、お楽しみランチは宮崎郷土料理の「ひしゅうや」を訪問。窓が大きく明るくゆったりした店内に一番乗り。
宮崎郷土料理の代表格チキン南蛮ランチのをオーダー。
オリジナルタルタルソースが美味い日向地鶏のチキン南蛮を中心に、温泉卵、麦飯、みそ汁、漬け物。柔らかい唐揚げはボリュームもしっかり。
壁際には宮崎の焼酎がずらり。冷や汁も美味そうだし一度夜の訪問の機会を作りたいところ。ランチが終わって店を後にする頃にはずらり長蛇の列。人気店となっているのも納得。

ひしゅうや （郷土料理（その他） / 神泉）
★★★★☆ 3.5

太陽のトマト麺

偶然つけたテレビでやっていた夏に食べたいラーメン特集で取りあげられていた「太陽のトマト麺」を訪問。大阪王将を経営するイートアンドが経営のようで都内に三店舗。

お薦めメニューの太陽のチーズラーメンをオーダー。鶏白湯スープに3個分トマトペーストを加えたスープ。これに豆乳入りの極細麺。表面にたっぷりのモッツアレッラチーズ＆バジル。使っている塩はミネラルが多く含まれているモンゴル塩だそうです。
印象としてはほとんどスープパスタのようです。トマトの酸味ですっきりとしたスープと柔らかめの極細麺の相性が良い感じ。チーズを加えることで更にパスタに近づきます。
仕上げは「らぁリゾ」なる発芽玄米に薬味を加えたものを残ったスープに加えてリゾット風でいただきます。
変化球系ラーメンかとおもいきや意外とまっすぐ。しっかり商品と して練られているし、一杯づつ丁寧に作っている印象。また立ち寄りたい。

太陽のトマト麺 大塚北口店 （ラーメン / 大塚）
★★★★☆ 3.5

葱や平吉

銀座で飲み会。選んだ店は葱料理の店「葱や平吉 銀座店」。民家のような佇まい店の入り口おかれている葱が目印。一階はカウンター中心、二階は掘りごたつ半個室で照明も適度に落とされていて落ち着ける店内。
メニューには葱料理がたっぷり。いつも脇役のねぎがこの店では主役。一口に葱といってもいろんな種類があるようです。下仁田葱（群馬）赤葱（茨城）千住葱（東京）深谷葱（埼玉）九条葱（京都）谷田部葱（福井）軟白葱（北海道）丸玉葱（淡路島）。これほど葱の種類があるとは。下仁田葱、九条葱は有名ですが、千住葱などは一般市場に出回らない貴重品だとか。
写真は千住葱の黒焼き。黒くなった外側を剥いてみそにつけて食べる葱が甘くて旨い。葱マグロゆっけなどどの料理もとにかく葱が旨い。焼酎中心の飲み物ラインアップとのマッチングも素晴らしい。焼酎もかなり良い銘柄が揃っています。
京都、仙台、都内など全国に11店舗。渋谷店がかなり良い雰囲気の様子。葱鍋が評判のようなので次回は寒くなった時期に訪問予定。

葱や平吉 銀座店 （居酒屋 / 新橋）
★★★★☆ 4.0