長く続いた夏も終わり、つかの間の秋となりました。ようやく迎えた上海蟹の季節。
揚子江河口周辺淡水に生息する蟹が上海蟹。9〜10月は産卵の卵を抱えた雌が美味しく、11月になると精巣を抱えた雄が美味い。夏に動いた蟹が、シベリア風の寒さにより動かなくなり、蟹みそや肉が一気に蓄積されるこの季節が上海蟹のシーズン。
一般的にはそのまま蒸して醤油・黒酢・砂糖・紹興酒・生姜を混ぜたたれで食す。目玉の後ろにある菱形の胃と白いエラ以外は食べられます。
この日は1ハイ800円の激安ノーブランド上海蟹。やっぱり蟹みそも蟹肉もすかすかで美味しくない。最高級ブランドとされている「陽澄湖産」はブルーのタグが目印ですが、日本に輸入されなくなるという記事も。
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