予約しようと電話したところいきなり中国語。当日の予約はできないようだったので店に直接向かうことに。池袋西口の裏通りから怪しげな地下への階段をおそるおそる下りた店内は10テーブルほどの意外と広めの空間。最後の空き席に滑り込み。店内八割方のお客さんは中国人、店員もテレビもメニューも中国。テーブルにガツンガツンと置くスタイルも本場風の「知音食堂」。
もちろん料理も本場の味のはず。各350円の焼売・小籠包・春巻から小手調べのはずがいきなり驚きの美味さ。四川といえばの麻婆豆腐も本場の豆板醤と山椒を使った本格派。海老ときゅうりの塩炒めにも満足。干牛肉の炒めものはちょっと中国風の味付けすぎてきつい。しかし、どの料理も日本人向け味付けではないものの外れなし、大陸価格でボリュームもたっぷり。
周りのお客さんをみると食べているのは真っ赤な鍋と辛子に埋もれた鶏の唐揚げ。次回さらにディープに行くときに試してみよう。
この店のオーナーは楽天にも店を出している知音グループ(知音の由来はこのあたりで)。おかげで青島ビールが一本280円と激安。支払いのポスレジも中国語メニューでした。
こんなに身近で本物の中国を五感全てで感じることができるとは。久しぶりに感動の中華でした。必ず再訪いたします。
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