昨夜第49回グラミー賞の発表がありました。8部門でノミネートされていたMary J.Brigeの独占では・・・なんて予想が多かったのですが、蓋を開けてみると5部門でノミネートされていたDixie Chicksが、主要4部門のうち3部門を含むノミネート全5部門で受賞の快挙。残る主要1部門は年間最優秀新人賞なので実質主要部門独占!
本人が年間最優秀プロデューサー賞を獲得した他、Dixie ChicksのTaking The Long Way のプロデュース、最優秀ロックアルバム賞のRed Hot Chili Peppersnの"Stadium Arcadium”と最優秀ロック楽曲賞'Dani California'もリック・ルービンのプロデュースでなんと受賞7部門のプロダクトに関わっています。今回グラミー賞における陰の主役は間違いなくリック・ルービン。
リック・ルービンがDixie Chicksのプロデュースをする事には意外性があったのですが、完成直後には「今までで一番の作品」とまで言わせたアルバム。今回最優秀楽曲&レコードのダブル受賞となった'Not Ready To Make Nice(まだよい子になんてなれない)'は一連のブッシュ批判騒動へのアンサーソング。リック・ルービンがDixie Chicksを評して言った"ロック・アルバムを作るカントリー・バンドではなく、カントリー・アルバムを作る偉大なロック・バンド"に納得。私もこのアルバムは意外と愛聴盤になっています。
さて、過去のリック・ルービンのプロデュース作品はこちら。
中でも今年リリース予定のU2の新作が楽しみ。
カントリーには、ほとんど食指が動かないので、リック・ルービンのプロデュースは結構新鮮。
リック・ルービン=ビースティ・ボーイズ1stや一連のレッチリのイメージが強いので。
どうも、これまた、グラミー=カントリー強しのイメージがあるので、それを差し引いてもということなんでしょうか。
グラミーといえば、ポリスが復活してましたね〜。
投稿情報: けいご | 2007年2 月14日 (水) 21:48
>けいごさま
私もDixie Chicks以外はわかりません。しかし、"カントリーアルバムを作るロックバンド”という評価はあたっていると思います。好いアルバムです。
ポリスは来日もあるみたい!?で楽しみ。
投稿情報: kazuh | 2007年2 月15日 (木) 01:22